日本の国技大相撲名古屋場所のみどころは?
19年ぶりの日本出身横綱として誕生し、負傷しながらも劇的な逆転優勝を果たした稀勢の里ですが、5月場所では途中休場という残念な結果になりました。
その稀勢の里が名古屋ではどのような取組を見せてくれるのかが先ず気になるところで、5月場所で全勝優勝の記録を伸ばした白鵬や日馬富士が意地を見せるのか、少し不調続きの鶴竜等四横綱の力のぶつかり合いが見所の一つです。また、大関に昇進した高安の活躍も見たいもの、同部屋であるから稀勢の里との取組はないですが、他の三横綱との取組があります。同じ部屋から話題の横綱と大関が誕生したことで相撲人気に一役買っていると言えますし、高安の奮起は他の力士たちに良い刺激を与えています。
玉鷲が虎視眈々と大関の地位を狙っていそうであるし、御嶽海や正代など力をつけてきた力士がどんどん出てきています。御嶽海の上位に対してものおじしない勝負にかける貪欲さは素晴らしいものがあります。その応援団の存在も独特です。他にも有望な若手力士がどんどん出てきているので、彼らの活躍により大相撲人気がますます熱を帯びる名古屋場所になると期待されます。